ニューヨーカー誌から取材を受けた


 
日本のモバイル文化やケータイ小説のことで、ニューヨーカー誌の取材を受けた。
取材を申し込んできたのは、ニューヨーカー誌の人気女性記者 DANA GOODYEAR さん。
日本のケータイ事情について記事をまとめたいのだと言う。
取材で一ヶ月程滞在すると言うから、かなりじっくりとした取組みだ。
ケータイ小説が記録的なベストセラーになった事実は、海外メディアからも注目されている。
 
日本語がとても上手な通訳のアメリカ人を交えて、2時間程の取材だった。
通訳を交えての取材は、意味やその背景まで伝えるのがなかなか難しい。
通訳の方が、日本のケータイ事情を良く理解していてくれて助かった。
しかし、日本のギャル文化=ケータイ文化という固定概念がずいぶんあるよう。。。
携帯メールでの絵文字を使ったやり取りも、PCメールでのやり取りとの差異を理解し難いようだった。
これは経験が無いと理解はむずかしいだろう。
ケータイが特に若い女性に人気があることから、女性軽視の文化との因果関係を指摘されたが、
「う〜ん、なんか違うんだけど。。」と反論しつつ、
日本は現実そんな風に見えるのだなと、複雑な思いにもなった。
 
話は逸れるが、ニューヨーカー誌のカバーグラフィックは毎号いい感じ。
しかし、、風刺もキツいね。


 
先日、やはり日本のケータイ文化の研究のために東大研究室にいるという、
韓国人ジャーナリストの女性からコンタクトを受け、会って話した。
日本の、特に若い女性のケータイの使い方は、諸外国からはとても不思議に映るらしい。
街中で携帯電話で話す人よりも、メールやWeb閲覧をしている人の方を多く見かけることからして驚きらしい。
まさにケータイ・ガラパゴスな状況。
これだけ3G端末が普及している世界は日本位しかないから、不思議に映るのも当然だろう。